安倍政権のめざす日本 2014年12月2日公示、14日投票の衆議院選挙で自民党が第1党となり、第三次安倍政権が発足。戦後最悪の内閣がスタートして2年が経過しました。
自民党・衆院選比例区の得票は、 得票率 全有権者では 2005年 9月 11日 2,589万票
2009年
8月 30日 1,881万票
2012年 12月 16日 1,662万票 27.6% 16.5%
2014年 12月 14日 1,766万票 33.1% 17.0%
得票率 全有権者では
2012年 12月 16日 2,564万票 43.0% 25.5%
2014年 12月 14日 2,546万票 48.1% 24.5% 有権者全体でみれば、自民党は比例で17.0%、小選挙区で24.5%の支持しかない
安倍政権が目指しているもの 世界一企業が活動しやすい国にする 多国籍企業栄えて国滅ぶ 集団的自衛権の行使を行う 平和国家から戦争する国へ これまでに行ってきたこと ●アベノミクスの推進で格差拡大、国の借金増やす ●エネルギー基本計画で原発永久化、海外へ原発売り込み
●法人税減税のための消費税8%への増税、この後、当面10%に引き上げ
●生涯派遣、正社員ゼロに道をひらく労働者派遣法改悪狙う
●国民の生存権をおびやかす医療・介護・生活保護の削減
●国民の目・耳・口をふさぐ特定秘密保護法の制定
●再び政府の言うままの教育委員会めざし、教育長と教育委員長を兼任させることで、行政の意のままの教育委員会めざす。
●武器輸出三原則の廃止
●普天間基地の辺野古移設で米軍基地拡大強化を狙う
●解釈改憲を閣議決定、集団的自衛権行使めざし、関連法案を通常国会に提出
etc
その結果 ・日本の戦争犯罪、過ちを認めず、近隣諸国に軍国主義復活の危機感をいだかせ、世界とも矛盾を激化させています。
・国民の年金積立金を株に投資、老後の生活を脅かし、国の借金を引き続き増やし続けています
・非正規労働者の増大、労働条件悪化に歯止めがかからず、働く人たちの実質賃金低下がつづいています。
・東北大震災の復興促進をはからず、原発事故収束の見通しさえ立てられずにいます
・憲法を守らなければならない内閣が、解釈で憲法を変えようとする動きに対し、国民の危機感がますます高まっています。 安倍内閣は退陣しかない 政治が誰のために行われているかをみるには、結果から見ると良くわかります。
安倍内閣ほど、国民ではなく日米の多国籍企業、軍需産業のためにはたらき、民主 主義と逆行する内閣はめずらしいと思います。
このような安倍内閣は、退陣に追い込むしかありません。
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